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肥満と関連した健康問題 有病率や死亡率

 肥満すると、様々な病気にかかりやすくなります(図1)。これらの病気は「生活習慣病」と呼ばれます。


図1 肥満と有病率

 生活習慣病の特徴の一つは、最初のうちは「自覚症状がない」ということです。自覚症状がないと、自分が生活習慣病にかかっていることに気がつかなかったり、たまたま定期健康診断などで見つかったとしても、無視してしまったり、「大したことはない」と自己判断して、放っておくことがあります。

 しかし、生活習慣病のおそろしさは、自覚症状がない間にもどんどん悪化することです。そして、合併症(がっぺいしょう)とよばれる重大な問題を引き起こすようになります。例えば、脳卒中、心臓発作、腎不全、失明、足や脚の壊疽(えそ:くさってきて切断することになる病気)などの合併症を引き起こします。そして、合併症が悪化すると、死亡することもあります(図2)。


図2 肥満と死亡率

 生活習慣病の予防は、自覚症状に頼らず、定期健康診断などの定期健診をきちんと受け、その結果に基づいた健康的な食生活や運動習慣を続ける必要があります。



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